最近忙しくってついついお風呂はシャワーだけで済ませることが多いんだけど大丈夫かしら?
その気持ちすごくよく分かるけど入浴の方が疲れが良くとれるよ。この記事ではシャワーだけでも疲れをとる入浴法も紹介するよ!
この記事はこんな方におすすめ
- 最近慢性的な疲労に悩んでいる。
- ついついお風呂はシャワーで済ませてしまっている。
- シャワーで疲れをとる方法を知りたい。
この記事では「お風呂はシャワーだけでも大丈夫なの?」という疑問について回答していきます。記事の後半ではシャワーで疲れをとるための効果的な入浴方法を紹介するので是非最後までご覧ください。
夜は入浴、朝はシャワーがおすすめ
お風呂はシャワーだけでも大丈夫?と疑問を持っている方へまず最初に私の結論を話したいと思います。
個人的には「夜は湯船にゆっくり浸かり、朝はシャワーを短時間浴びる」のが一番おすすめです。これから理由について詳しく解説していきます。
夜は湯船につかって疲れをとる
夜のお風呂はシャワーだけで済ますより、湯船で入浴した方が疲れが取れるのでおすすめです。
入浴することで体に「温熱作用」、「静水圧作用」、「浮力作用」がはたらくので入浴による健康効果を得ることができるためです。
温熱作用とは体を温める作用なのでこれによって血流が良くなります。静水圧作用とは体に水圧がかかる作用のことで、血管に圧力がかかることでこのはたらきも血流を良くしてくれます。浮力効果は水の中で体が軽くなる作用で、この作用によって関節や筋肉が緩みリラックス効果が期待できます。
入浴時はこれら3つの作用が体にはたらきますが、シャワーだけですと「温熱作用」しかはたらきません。
具体的に入浴をすることで以下のような入浴効果が期待できます。
入浴による健康効果
・免疫力が高まる。
・疲労回復を助ける。
・ストレスを軽減する。
・睡眠導入効果で寝つきを良くする。
・生活習慣病を予防する。
・冷え性を改善する。
上記の健康効果を高めるために「40℃のお湯に10分間全身浴」をするのがおすすめです。このことについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
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【医師が認めた】入浴に最適な時間とお湯の温度について解説
続きを見る
また日頃の疲れがかなりたまっている方は入浴剤を使用してみるのもおすすめです。
朝は熱めシャワーで脳と体を目覚めさせる
朝は熱めのシャワーを短時間浴びると全身の血の巡りが良くなり、脳と体が一気に目覚めて活動モードになります。眠気も取れて午前中の生産性を高めることにもつながります。
具体的には41~43℃のお湯を5分浴びるので十分です。シャワーは浴槽にお湯をためたりしない分、忙しい朝におすすめです。
また朝の入浴は短時間でも体への負担が大きいのであまりおすすめできません。入浴を行うと血圧が上がりやすいので寝起きの体には向いていません。
最近は在宅ワークの影響で仕事とプライベートのオンとオフがうまくいっていない方も多いので、そのような悩みを持っている方にも非常におすすめです。
シャワーは本当に経済的?
節約のためにお風呂はシャワーだけで済ませるという方も多いかと思います。確かに一人暮らしなどの場合はシャワーで済ませた方が、水道代もガス代も節約できる場合が多いです。一人暮らしをしている20代の方で毎日湯船につかっている人はわずか25%だという調査もあります。
しかしお風呂の医学研究者である早坂信哉さんが行った実験によると、入浴を習慣的に行ている人は、そうでない人と比べて将来要介護認定されるリスクが3割減ることが分かりました。つまり入浴を習慣的に行うことで健康寿命を延ばす効果が期待できます。
もしかしたら習慣的に入浴をすることで健康でいられる時間を手にいられるかもしれません。健康的な未来へ投資してみるのもいいのではないでしょうか。
シャワー+足湯で疲れをとる
とはいえ毎日お風呂に入るのは忙しくて厳しいという方もいらっしゃると思います。
そういう方には是非「シャワー+足湯」を試してみてもらいたいです。足湯をプラスすることでシャワーだけよりも体を温めることができ、より疲労回復効果が高めることが期待できます。体が温まり血流が良くなることで体にたまった疲労物質を排出し、栄養を体の隅々まで届ける効果が高まる為です。
足湯はフットバスを使用するのがおすすめです。以下の商品は使用後はたたんでおけるので場所をとらないためおすすめです。
まとめ
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
この記事では「お風呂はシャワーだけでも大丈夫?」という疑問について解説してきました。
まとめ
- 夜は湯船、朝はシャワーがおすすめ。
- 入浴習慣は健康寿命を延ばす効果が期待できる。
- 時間がないときは「シャワー+足湯」で疲れをとる。
入浴とシャワーの使い分けが重要ですね。
この記事を通じてあなたの生活が少しでも素晴らしいものになることを願っています。
参考にさせて頂いた書籍・論文・サイト
【書籍】「おうち時間を快適に過ごす入浴は究極の疲労回復術」早坂信哉
P.S
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