寒い季節は入浴後油断していると湯冷めしちゃうかもしれないから気をつけないとね。
確かに湯冷めすると風邪をひきやすくなるから注意しないとだよね。この記事では湯冷めしないための対策について解説していくよ。
この記事はこんな方におすすめ
- 湯冷めの原因や対策方法について知りたい。
- 入浴で体を芯まで温めたい。
- 入浴後に体を冷やさないための対策を知りたい。
この記事では湯冷めしてしまう原因と対策について解説していきます。湯冷めしてしまうと風邪をひいてしまったり、体調を崩してしまう危険があるので是非この記事を最後まで読んで湯冷めについての正しい知識を身につけましょう。
湯冷めする原因と予防方法
お風呂に入ると血行が良くなり「疲労回復」、「免疫力向上」、「ストレス解消」、「冷え性改善」などの健康効果が期待できます。
そんな身体にいいことがたくさんある入浴ですが入浴後の「湯冷め」には気をつけないといけません。湯冷めを起こしてしまうと体が冷えてしまい寒気を感じたり、風邪をひきやすい状態になってしまいます。
入浴をすることで体温が上がるのは知っての通りですが、入浴後は体が入浴前の体温に戻そうとするので体温が徐々に下がっていきます。この一連の体のはたらきが湯冷めの原因となっています。
入浴後に時間をかけてゆっくりと体温が下がっていくのは問題ないのですが、汗をそのままにしておくなどして体が急激に冷えると風邪をひきやすくなってしまいます。湯冷めを予防するにはで入浴で体を良く温めることと、入浴後に体を冷やさないようにすることが有効な予防手段です。
入浴で体を芯まで温める
湯冷めしないためにはまず入浴中に体を芯まで温めるのが重要です。入浴で体が温まらないうちに湯船から上がってしまうと、体温が下がり湯冷めを引き起こしてしまう心配があります。体を芯まで温めるには以下の方法を試してみてください。
入浴剤を使用する
入浴剤を使用することでお湯の温熱作用が高くなり、普通のお湯よりも体を温めるのに効果的です。更に入浴後に急激に体が冷えるを防いでくれます。
入浴剤にはいくつか種類がありますが体を温める目的なら無機塩類系か炭酸ガス系のものがおすすめです。私のおすすめの入浴剤は「BARTH」です。この入浴剤は炭酸ガス系の入浴剤で、疲労回復効果も高くなっており疲れがたまった日などにももってこいの入浴剤です。
入浴剤についてもっとよく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
入浴剤がないときは…
自宅に入浴剤がなくても身近なもので「薬湯」を楽しむことができます。よく洗ったみかんやゆずの皮をネットや履けなくなったストッキングなどに入れて浴槽に浮かべるだけで薬湯になります。同様に大根の葉やハーブ、よもぎなどを浮かべるのでも立派な薬湯です。薬湯も入浴剤同様に体を温める効果がアップするので、入浴剤がないときなどは試してみてください。
セルフマッサージしてみる
湯船に入りながら、足や腕、肩など自分の体をセルフマッサージしてみましょう。血流が改善されて体が温まるだけでなく、疲労回復効果も期待できます。またお風呂でバタ足するのも血流改善効果が期待できるためおすすめです。
くれぐれも長湯にはご注意を
今まで入浴で体を温めるのは大切だと伝えてきましたが、無理をして長湯などしないように注意してください。無理をして長湯をするとめまいや立ちくらみなどを起こして重大な事故につながりかねません。
私は基本的に入浴において40℃のお湯に10分間全身浴する入浴方法を推しています。もし10分入浴しても体が温まらない場合は一度浴槽から出て体や頭を洗うなどして体の温度を下げてから、もう一度湯船につかるようにしてください。それでも合計で15分以上の入浴は体の負担が大きくなってしまうのでおすすめできません。
入浴時間やお湯の温度については以下の記事で詳しく解説しています。
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【医師が認めた】入浴に最適な時間とお湯の温度について解説
続きを見る
入浴後は体をひやさないように
入浴をして体を良く温めた後は、体温を保温することが湯冷めしないために大切です。入浴後に体を冷やさないために以下の方法を心がけてみてください。
体を良く拭く
入浴後は脱衣所で体についている水滴を良く拭きましょう。体についた水分は蒸発するときに体の熱を奪っていくので、濡れたままにしていると体が冷える原因になってしまいます。また入浴後は汗をかいているので汗が落ち着くまではバスローブなどを着るのもおすすめです。
なるべく早く髪を乾かす
入浴後は体と同様に髪の毛も早めに乾かしてしまいましょう。髪の毛を自然乾燥で乾かす方もいますが、髪の毛や頭皮に雑菌が増える原因になるので必ずドライヤーでよく髪を乾かすようにして下さい。
髪が長い方は「ハホニコ ヘアドライタオル マイクロファイバー」が大変おすすめです。こちらは美容師さんが髪のことを考えてつくられたタオルになっております。通常の綿100%のタオルの約4倍の吸収量なのでタオルドライだけでかなり髪が乾き、ドライヤーの時間を短縮できるようになっています。
いつまでも薄着でいない
入浴後は深部体温が上がっているので、すぐに服を着たくないと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし薄着のまま10分も15分も過ごしていては、湯冷めまっしぐらです。入浴後はなるべく早く体や髪を乾かし、汗がひいてきたらすぐに服を着るようにしましょう。
入浴後に汗が止まらないときは、入浴時間が長すぎて湯のぼせしている可能性があります。湯のぼせは脱水症などの危険があるのでもう少し入浴時間を短くしてみましょう。
ホットドリンクで体の中から温める
入浴後に白湯などのホットドリンクを飲むことで体を温めることができ、なおかつ入眠をスムーズにする効果が期待できます。この時ノンカフェインのの飲み物を飲むようにしましょう。カフェイン入りの飲み物を飲んでしまうっとかえって眠気を妨げたり、睡眠が浅くなってしまいます。寝る前におすすめのホットドリンクについては以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
この記事では湯攻めを防ぐための対策について解説してきました。今回の内容をまとめると以下になります。
まとめ
- 湯冷めしてしまうと風邪をひく原因になってしまう。
- 入浴で体を芯まで温めるの大切。
- 入浴後は体が冷えるのを防ごう。
湯冷め対策をして快適なバスタイムを過ごしてみてください。
この記事を通じてあなたの生活が少しでも素晴らしいものになることを願っています。
参考にさせて頂いた書籍・論文・サイト
【書籍】「おうち時間を快適に過ごす入浴は究極の疲労回復術」早坂信哉
P.S
Twitter、YouTubeでも日々情報を発信しています。それではまた次の記事でお会いしましょう(^^)/
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