「お風呂」と「食事」って健康のためにはどっちから行うのがいいのかな?
お風呂に先に入る方がおすすめだよ、今回は先に入浴した方がいい理由を分かりやすく解説していくね!
この記事はこんな方におすすめ
- お風呂と食事ってどの順番で行えばいいのか知りたい。
- 疲れをとるための効果的な入浴方法を知りたい。
- お風呂と食事はどのくらい間をあける方がいいの?
この記事では「お風呂と食事はどの順番で行えばよいのか?」という疑問について解説していきます。疲れを良くとるための入浴方法についても解説しているので是非最後までご覧ください。
お風呂と食事の順番は求める効果によって変わる
「お風呂と食事はどの順番で行うのが良いの?」という疑問にまず最初に答えると、「時と場合によって変わる」というのが私の答えになります。もう少し詳しくお話しすると「消化」をとるか「睡眠」をとるかによってお風呂と食事の順番が変わるということになります。
消化を優先させる場合は「お風呂→食事」の順番にしましょう。睡眠を優先させる場合は逆に「食事→お風呂」の順番にしましょう。
消化を助けるなら「お風呂→食事」の順番
食後の消化を助けるという観点ではお風呂に先に入り、その後食事を摂るのがおすすめです。
理由は血流にあります。食後は消化を行うために血液が体の中心部(胃腸)に多く集まります。逆に入浴後は体温を下げるために血液が体の末端に多くいきます。
つまり食後に入浴してしまうとせっかく消化を行うために体の中心に集まっていた血液が、体を冷やすために末端に集まってしまい消化の進行を阻害してしまうのです。
食後の消化を助けるにはやはり「入浴→食事」の順番がおすすめです。
寝つきを良くするなら「食事→お風呂の順番」
寝つきを良くするという観点では食事を先に済ませて、その後入浴するのがおすすめです。
これは順番というよりは時間が関係しています。人の体は体温が下がると眠気が起こるようになっています。寝る90分前にお風呂に入るとスムーズに入眠できると言われているのはこのためです。入浴で体温が上がり、徐々に体温が下がっていき徐々に眠たくなってくるというイメージです。
また、寝る直前に食事をするというのもあまりおすすめできません。基本的に寝る前の3時間はものを食べないか、食べるとしても消化に良いものにとどめておくのが良いです。
寝る前にものを食べると、食べたものの消化が終わる前に寝てしまうことになってしまいます。寝ている間は消化がほとんど行われないので、消化途中の食物がどんどん腐っていき腸内環境の悪化の原因になりかねません。
寝つきを良くするにはやはり「(寝る3時間前までに)食事→(寝る90分前に)入浴」がおすすめです。
お風呂と食事の間隔を十分に開けるのが重要
順番も大切ですが実はもっと大切なことがあります。それは「お風呂と食事の間隔」です。
消化を助ける順番のところでもお話ししましたが、お風呂に入ると血液は体の末端に集まり、食事をすると血液は体の中心に集まります。それぞれ入浴後は体の温度を下げるために、食事後は消化を助けるために。
どちらも生命活動を維持するために大切なはたらきなので、お風呂と食事の間隔は少なくとも30分~1時間はあけるのがおすすめです。
間隔を十分にあけさえすれば、順番はそこまで神経質になる心配はいりません。個人的には早く家に帰ってきたときは先にお風呂に入ってから食事をする、帰宅が遅くなってしまったときは消化の良いものを軽く食べてからお風呂に入るのがベターだと思います。
入浴で疲れをとるための3つのポイント
これまでお風呂と食事の順番よりも間隔を30分~1時間開けることが大切だと解説してきましたが、入浴で疲れをとるために効果的な3つのポイントを紹介いたします。
入浴による疲労回復には以下の3つのポイントが重要です。
入浴で疲れをとるためのポイント
- 入浴剤を使用する。
- 入浴アプリを使用する。
- 温冷交代浴を行う。
ポイント①入浴剤を使ってみる
入浴剤を入れることで入浴中は「温熱効果」が高まります。特に温熱効果が高まることで血行が促進され、体中に溜まった疲労物質を排出するのを助けてくれます。
更に入浴剤は種類によって「ストレスの軽減」、「乾燥肌の改善」、「冷え性の改善」、「不眠症の改善」など様々な効果が期待できます。入浴剤選びには以下の記事を参考にしてみてください。
ポイント②入浴アプリを使ってみる
あなたは入浴アプリ「onsen*(オンセン)」をご存じでしょうか?
onsen*はその日の気分や症状に合わせてあなたに最適な入浴方法や浴室内で行えるストレッチを提案してくれるアプリです。更に入浴中にはヒーリングBGMが流れるのでリラックス効果を高めてくれます。
一部有料機能がありますが、無課金でも十分な機能がそろっています。入浴アプリ「onsen*」については以下の記事にまとめてあります。
ポイント③温冷交代浴をしてみる
サウナと水風呂に交互に入る入浴方法を温冷交代浴と言います。温冷交代浴は疲労回復や免疫力アップ効果が期待できる入浴方法です。
そんな温冷交代浴はサウナに行かなくてもシャワーを使うことで自宅のお風呂でも簡単に行うことができます。自宅で温冷交代浴を行う方法については以下にまとめているので是非ご覧ください。
-
【自宅で整う】超簡単にできる温冷交代浴のやり方【危険はある?】
続きを見る
まとめ
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
この記事では「お風呂と食事はどの順番で行えばよいのか?」という疑問について解説してきました。この記事をまとめると以下になります。
まとめ
- 消化を助けるためには「入浴→食事」の順番がおすすめ。
- 寝つきを良くするには「食事→入浴」の順番がおすすめ。
- 入浴と食事の順番も大切だが、それぞれの間隔を30分~1時間開けるのも大切。
また疲れをとるための入浴のポイントについても解説しましたので何度も読み返して試してみてくださいね。
この記事を通じてあなたの生活が少しでも素晴らしいものになることを願っています。
P.S
Twitterでも日々情報を発信しています。それではまた次の記事でお会いしましょう(^^)/
続きを見る 続きを見る
湯冷めしないための入浴方法を徹底解説【2点だけ気をつければOK】
養命酒は寝る前だけ飲んでも効果があるのか解説【検証データも公開】