
入浴剤って種類が多くてどれを選べばいいか分かりにくいのよね。
それじゃあ、今回は入浴剤の種類とそれぞれの効能について分かりやすく解説していくよ!

この記事はこんな方におすすめ
- どの入浴剤を選べばいいのかわからない。
- 入浴剤の効能について知りたい。
- お風呂タイムを充実させたい。
この記事では入浴剤の種類とそれぞれの入浴剤が持つ効能について分かりやすく解説していきます。おすすめの入浴剤も紹介しているので是非最後までご覧ください。
入浴剤の種類と特徴をまとめてみた

入浴剤は入っている成分によって大きく分けると以下の7種類に分類することができます。
入浴剤の種類 | 入浴剤の特徴 |
---|---|
①無機塩類系 | 種類が豊富で安価なものが多い。 |
②炭酸ガス系 | 炭酸ガスが血行を促進してくれる。 |
③生薬系 | 自然界の植物エキスを使用している。 |
④酵素系 | 洗浄能力が高く、皮脂汚れや角質にを落とすのに効果的。 |
⑤清涼系 | 清涼成分が入っており、夏の入浴におすすめ。 |
⑥スキンケア系 | スキンケア成分が入っているので保湿効果が期待できる。 |
⑦温泉系 | 各地の温泉の成分を再現しており、温泉気分を自宅で味わえる。 |
種類①無機塩類系
昔からよくある入浴剤がこの無機塩素類系。あなたも一度は使ったことが必ずあるはずです。
この入浴剤を使用すると体を温める温熱作用が高まるため、入浴後も体がポカポカ暖かいです。市場に出回ってる種類も非常に多く手に入りやすいのも特徴です。価格は安価なものがおおいです。
種類②炭酸ガス系
炭酸ガス系の入浴剤は最近のトレンドで非常に人気がある入浴剤です。
温泉の「二酸化酸素泉」を再現しており、入れると泡(炭酸ガス)で出ます。水に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚科から体内に取り込まれ、血管を広げてくれるので血流の改善効果が期待できます。価格はやや高めなものが多いです。
種類③生薬系
生薬系の入浴剤は植物から抽出したエキスをもとに作られています。ゆず湯やよもぎ湯などもこの生薬系に該当します。
生薬から抽出したエキスを使用しているので非常に香りがよく、高いリラックス効果が期待できます。価格はエキスの配合量などに依存しますが安価なものも多いです。
種類④酵素系
たんぱく質分解酵素を使用している入浴剤が酵素系に分類されます。最近では酵素を使った酵素洗顔なども話題ですね。
洗浄能力が高く皮膚の汚れや角質を分解して落とす効果が期待できます。価格はやや高いものが多い気がします。
種類⑤清涼系
清涼系は夏の定番入浴剤です。
清涼成分が入っており入ると冷たく感じますが、実際にはお湯の温度が下がっているわけではありません。風呂上がりも体がスースーするので真夏の入浴におすすめです。重曹が入っているので洗浄効果も期待できます。価格は比較的安価なものが多いです。
種類⑥スキンケア系
スキンケア系の入浴剤は文字通りスキンケア効果が欲しい方におすすめの入浴剤。
保湿剤が入っているので入浴後も保湿効果が高いです。肌トラブルが多い方や乾燥する秋冬なんかに使用すると効果を実感できるかもしれません。価格は成分によりピンからキリまであります。
種類⑦温泉系
実際の温泉地の水質を再現しているのが温泉系の入浴剤。
自宅で手軽に温泉気分を味わえます。ステイホームの影響で旅行に行きづらい今だからこそ自宅のお風呂で温泉気分を味わってみるのはいかがでしょうか?価格は比較的安価。
入浴剤を入れると入浴効果が高まる

入浴をすると体には3つの作用が働きます。それぞれ「温熱作用」、「静水圧作用」、「浮力作用」です。
3つの作用が働くため入浴には以下の効果が期待できます。
入浴することで期待できる効果
- 免疫力が高まる。
- 疲労回復を助ける。
- ストレスを軽減する。
- 睡眠導入効果で寝つきを良くする。
- 生活習慣病を予防する。
- 冷え性を改善する。
入浴剤を使用することでこれらの入浴効果がさらに高まることが期待できます。入浴効果については以下の記事にてさらに詳しく解説しています。
-
入浴のメリットと効果を高める方法を解説【疲労回復・免疫アップ】
続きを見る
症状別おすすめの入浴剤

症状別の入浴剤の選び方を紹介していくので是非入浴剤選びの参考にしてみてください。
冷え性
冷え性の方には温熱作用が高い無機塩類系の入浴剤を使用するのがおすすめです。
腰痛・肩こり
腰痛や肩こりがひどい方には血流を改善してくれて疲労物質の排出を助けてくれる炭酸ガス系の入浴剤を使用するのがおすすめです。
肌の乾燥
肌の乾燥が気になる方は保湿成分が入っているスキンケア系の入浴剤を使用するのがおすすめです。
ストレス解消
入浴時にリラックス効果を高めたい方はズバリ自分が好きな香りの入浴剤を使用するのがおすすめです。
まとめ

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
まとめ
- 入浴剤は入浴による健康効果を更に高めることが期待できる。
- 入浴剤は大きく7種類に分類することが可能。
- 入浴剤は自分が求める効能によって使い分けましょう。
入浴剤を使用すると普段のお風呂をより楽しむことができますね。入浴剤選びに迷ってしまったらパッケージや自分の好きな香りで選ぶのもありです。
この記事を通じてあなたの生活が少しでも素晴らしいものになることを願っています。
参考にさせて頂いた書籍・論文・サイト
【書籍】「おうち時間を快適に過ごす入浴は究極の疲労回復術」早坂信哉
P.S
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