
最近在宅ワークが増えてて、運動不足気味なのよね。なにかお家でできる簡単なエクササイズはないかしら?
それなら家事を頑張ってみるのはどうかな?家事はウォーキングと同じくらいカロリーを消費できて、部屋も片付くから一石二鳥だよ!

この記事はこんな方におすすめ
- 運動不足やストレスを解消したいかた。
- ジムに通うための体力をつけたいかた。
- 家事の消費カロリーを増やす方法を知りたいかた。
本記事では家事でどのくらいカロリーを消費できるかについて解説していきます。
実は私たちが普段行っている家事は結構なカロリーを消費しているんです。
消費カロリー表や家事の消費カロリーを増やすちょっとしたコツなども分かりやすく解説していますので是非最後までご覧ください。
家事は実はかなりカロリーを消費している

見出しにもある通り家事はかなりカロリーを消費する作業になります。
例えば体重が50kgの人が部屋の片づけを30分行うと126kcal消費することができます。ウォーキングを30分したときの消費カロリーは73kcalなので、部屋の片づけをする方がウォーキングをするよりも53kcal多くカロリーを消費することができます。
しかも部屋の片づけは家にいたままできますし、部屋もきれいになります。家事は運動不足を解消したい方やダイエットをしたい方にに非常におすすめです。
家事がダイエットにおすすめな理由

シドニー大学の最新の論文中で、「わざわざジムに行かなくてもHIIPA(ヒーパ)を意識的に行うことで高い運動効果が期待できる」としています。
HIIPAとは「High Intensity Interval Training」の略で日本語にすると「高負荷偶発的身体活動」と訳されています。なんのこっちゃですよね。
簡単に言い換えると「日常生活のちょっとした作業を意識的に行うことで、ジムに行かなくても高い運動効果があるよ」ってことになります。
そのちょっとした作業っていうのにまさに家事は最適です。
普段何気なく行っている家事の動作1つ1つを意識して行うことで、エクササイズ効果が期待でき、同時に部屋がどんどん片付いていきます。
家事の消費カロリーを発表

それでは実際にどの家事をやればどのくらいカロリーを消費できるのかを見ていきましょう。
消費カロリーは体重が50kgの人が家事を行う場合を想定していて、「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」をもとに計算しています。
表には消費カロリーと一緒に運動強度も載せています。運動強度は安静時(椅子に座って休んでいるとき)を1METs(メッツ)としたとき、何倍の運動負荷がかかるかを表しています。
以下が各家事の運動強度と30分家事を行った時の消費カロリーです。比較例としてウォーキングの項目も一番下にあります。
家事項目 | 運動強度 | 30分の消費カロリー |
---|---|---|
風呂掃除 | 4.0~6.5METs | 105~170kcal |
へやの片づけ | 4.8METs | 126kcal |
洗濯物を干す | 2.0~4.0METs | 52~105kcal |
料理 | 2.0~3.5METs | 52~91kcal |
掃き掃除 | 2.3~3.8METs | 60~99kcal |
掃除機をかける | 3.3METs | 86kcal |
ベッドメイク | 3.3METs | 86kcal |
給仕 | 2.5METs | 65kcal |
買い物 | 2.3METs | 60kcal |
皿洗い | 1.8METs | 47kcal |
アイロンがけ | 1.8METs | 47kcal |
例)ウォーキング(3.2km/時) | 2.8METs | 73kcal |
ほとんどの家事がウォーキングよりも消費カロリーが高いことが分かるかと思います。
もしウォーキングに行く気が起きない日は代わりに家事をするのもいいかもしれません。
家事のカロリー消費量を増やす裏ワザ

ここではハーバード大学で行われた実験を紹介します。
この実験ではまずホテルの従業員をグループAとグループBに分けました。
グループA
いつも通りの作業をする。
グループB
作業内容ごとの消費カロリーをその日の作業開始前に伝える。
そして4週間後に両グループの作業員を確認したところなんとグループBの従業員だけが体重と体脂肪率が減っていました。
この実験の肝はグループAもグループBも体を普段より動かすように指示されていないことです。グループBは普段の作業でどれくらいのカロリーを消費しているかを確認しただけです。
普段の家事も消費カロリーを意識することで効果アップが期待できます。
上の家事の消費カロリー表のスクリーンショットを撮って、いつでも見れるようにしておくと気になったときにいつでも確認できるのでおすすめです。
まとめ

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
この記事では家事でどれくらいカロリーを消費できるかについて解説してきました。
本記事をまとめると以下になります。
まとめ
- 多くの家事でウォーキングをするよりもカロリーを多く消費することができる。
- 事前にカロリーの消費量を意識するとダイエット効果アップが期待できる。
最近は家で過ごす時間が増えている傾向があるので、家事をして運動不足解消してみるのもいいんじゃないでしょうか?
この記事を通じてあなたの生活が少しでも素晴らしいものになることを願っています。
参考にさせて頂いた書籍・論文・サイト
【書籍】「不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる」鈴木 祐
【資料】「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」
【サイト】「e-ヘルスネット」厚生労働省
P.S
Twitterでも日々情報を発信しています。それではまた次の記事でお会いしましょう(^^)/
-
【ダイエット】ウォーキングの消費カロリーと目標歩数を徹底解説!
続きを見る
-
【低カロリー】おでんダイエットおすすめ具材10選【高たんぱく質】
続きを見る
![]() | ![]() |